チュベローズ ニュイ ブランシュ

ジンジャーとルバーブ、エレミの鋭い立ち上がりから、チュベローズがジャスミンやティアレと重なる濃厚な花の中心へ。白いムスクとバニラ、サンダルウッドが、眠らない夜を思わせる温かな余韻を肌に残します。

イストワール ド パルファン

チュベローズ ニュイ ブランシュ 120mL ボトル

チュベローズ ニュイ ブランシュは、夜に咲くチュベローズの濃さを、明るいスパイスと柔らかなムスクで包んだ花香調のオードパルファムです。公式はこの花を「スーパーディーヴァ」と呼び、気難しく誇り高い一方で、素朴さも併せ持つ存在として描いています。

最初に感じるのは、ジンジャーとルバーブの鮮やかな酸味、そしてエレミの樹脂的な光。花の重さを先に出さず、まず輪郭を立てる構成です。そのあとでチュベローズが現れ、ホワイトジャスミン、ティアレ、クローブが重なります。夜気の中で香りが渦を巻くような濃密さが特徴です。

ホワイトムスク、サンダルウッド、バニラが底を支え、花の重さを受け止めます。公式はオレンジブロッサムやサフラン、アンブロキサン、キャラメル、プレシャスウッズにも触れ、全体として甘く温かい方向へ傾きます。

16世紀にメキシコからヨーロッパへ渡ったチュベローズは、夜咲きの庭を若い女性が歩くことさえ禁じられたと伝えられ、インドでは「愛の花」として新婚の寝室を飾りました。この香りは、清楚な花のイメージからは遠い場所にあります。

夜や気温の下がる時間帯に、花の濃さと甘さをゆっくり楽しみたい一本です。まずは少量から、チュベローズと柔らかなムスクの重なりを確かめてみてください。

香りの構成