ノワール パチュリ
パチュリを軸に、カルダモンとコリアンダーの辛み、ローズとベリーの甘さ、レザーとバニラの厚みを重ねたウッディシプレ。東の植物が放つ濃い葉の香りを、花と果実で包んだ一本です。
調香師: シルヴィ・ジュルデ, ジェラルド・ギスラン
ノワール パチュリは、パチュリの葉の深い香りを主役にしたウッディシプレです。カルダモンとコリアンダーの辛みが最初のひと吹きに輪郭を与え、乾いた木の重さが肌に落ちます。
中心ではパチュリが姿を変えずに続きます。そこへローズとベリーの甘みが重なり、葉の暗さを花と果実の側から照らす。花束のような柔らかさと、果実のわずかな酸味が、パチュリの土っぽさを単調にしません。
終盤はレザー、ムスク、バニラが厚みを作ります。レザーの渋みとバニラの甘さが重なり、パチュリの乾いた表情を引き立てます。葉の深さに花と革が重なることで、ミステリアスな表情が生まれます。
気温の下がる夕方に、パチュリの乾きとレザーの渋みをゆっくり楽しみたくなる香りです。葉の暗さに対して、ベリーと花の甘さがどう重なるかにも注目したい一本です。








