ラサ ローズ 1924
ベルガモットとゼラニウムの明るさから、ローズとチベットのインセンスが重なる花香木質の香水。サンダルウッドとウードが静かに支え、ラサの古い街を思わせる煙と花の気配が残ります。
調香師: マルゴー・ル・ペ・ゲラン, アメリー・ブルジョワ
ラサ ローズ 1924は、1924年にラサへたどり着いたフランス人探検家アレクサンドラ・ダヴィッド=ネールの旅を重ねた香りです。ポタラ宮の気配と、この土地に咲く聖なる薔薇が着想源になっています。
最初に感じるのは、ベルガモットの明るさとゼラニウムの葉の青さです。ピンクペッパーが軽く輪郭をつけ、その奥からローズ センティフォリアとローズ ダマセナが立ち上がります。花は甘く開ききらず、チベットのインセンスの煙とアンバーグリスが重なって、線香の静けさを帯びます。
時間が進むと、インド産サンダルウッドの乾いた木肌とウードの濃い樹脂が下支えになります。ムスクが全体をやわらかく包み、花と煙と木が同じ温度で残る構成です。
秋の夕方や、静かに過ごしたい夜に向きます。厚手のニットや落ち着いた色の服に合わせると、香りの煙と花の気配が自然になじみます。









