アグアス デ マルソ

南米の夏の終わりを、ライムとミントの冷たい明るさに映した香り。樽熟成ラム、サトウキビ、グアバの甘さと、メントールの清涼感が重なる。

フエギア 1833

調香師: ジュリアン・ベデル

アグアス デ マルソ 100mL ボトル

南米の3月は、長い夏が少しずつ終わりへ向かう季節。アグアス デ マルソは、降り始める雨や、人影の減った暖かな海に残る、その束の間の空気を留めた香りだ。日差しの記憶と、季節が変わる切なさを、涼やかで明るい水の感触へと重ねている。

主音はライム、属音はミント、下属音は樽熟成ラム。メロディーにサトウキビ、グアバ、メントール、カブリューバが加わる。柑橘とミントのきりっとした爽やかさに、ラムと南国の果実の甘さが丸みを添え、メントールが冷たい空気の印象を強める。陽気な明るさの中に、木の気配も感じさせる構成だ。

甘さのある香りにも、すっきりした涼しさを求める人に。暖かな午後の散歩や、旅先で日差しを楽しむような時間に合いそうだ。2026年発表、調香はジュリアン・ベデル。掲載する100mLの実物ボトルは、木製の円筒形キャップと縦長の透明ガラスを組み合わせ、淡い金色の液体を見せている。

香りの構成