ラヴァンドゥラ
ラヴァンドゥラ・アングスティフォリアを軸にしたオードパルファン。白いグレープフルーツとベルガモットの明るさから、たっぷりとしたラベンダー アブソリュートの花とハーブの香りへ。サンダルウッドとトンカビーンの温かみが、野のラベンダー畑のような落ち着きを残します。
調香師: リンダ・シヴリカン
ラヴァンドゥラは、ラヴァンドゥラ・アングスティフォリアから香りの芯を取ったオードパルファンです。公式はこの植物を、物思いに沈むような落ち着いた性格を持つものとして扱っています。最初に立つのは、白いグレープフルーツとベルガモットの明るさ。柑橘の輪郭は細く、ラベンダーの青さを照らす程度に短く開きます。
中心にあるのは、たっぷりと使われたラベンダー アブソリュートです。単なる清涼感ではなく、花の甘さとハーブの苦みを同時に含んだ、濃い香り。ゼラニウムの花感がそこに重なり、ラベンダーを石けんのような清潔さへ閉じ込めず、もう少し複雑な表情にしています。
サンダルウッドとシダーウッドが木の質感を作り、トンカビーン アブソリュートが甘さと温かさを足します。香りは上へ広がるより、肌の上で落ち着いていくタイプ。公式が「野のラベンダー畑の静かな詩」と書くように、切り花のラベンダーよりも、茎や土の気配が残る仕上がりです。
着けるなら、風の通る午前か、気温の下がった夕方。白いシャツや薄手のニットに合わせると、柑橘の明るさと木の落ち着きの両方が拾えます。手作業で少量ずつ作られるため、色や濁りにロットによる違いがあることも公式に記されています。






