ウード パゴードは、香を聞いて味わう日本の香道の席を着想源にした香りです。香の道をたどって席の中心へ入っていく情景を描き、紅茶の香りがウードに先立って立ちのぼる流れを示しています。
トップは紅茶と蓮です。乾いた茶葉の渋みに、水辺の花を思わせる蓮のやわらかさが重なります。ミドルには菊、ライスパウダー、カシミアウッドが置かれ、菊のほろ苦い花の香りに、粉っぽい質感となめらかで丸みのある木の香りが加わります。
ベースはウード、ムスク、スモークです。ブランドはこのウードを「皇帝の」と形容していますが、構成のうえでは、茶と花と粉の層の下に置かれた濃い木の土台です。ムスクがその輪郭を和らげ、スモークが香を焚いた後のような余韻を加えます。
ウードに正面から向き合うより、茶と花の香りを経由して触れたい人に向く構成です。







