バプティスマは、子ども時代の記憶を香りで表す「洗礼の水」として構想された香水です。赤ちゃんの肌を思わせる柔らかさに、バーベナとオレンジブロッサムを重ね、懐かしさを描いています。
トップはベルガモット、バーベナ、ジンジャーです。明るい柑橘と、レモンにも似たハーブのすがすがしさに、軽いスパイス感が加わります。白い花やミルクへ進む前に、澄んだ印象を置いた始まりです。
ミドルはネロリ、ジャスミン、ミルクのノートです。ほろ苦い白い花と、まろやかな甘さが重なります。ミルクは香りの柔らかさを表すノートとして使われ、幼いころを思い出すという主題につながっています。
ベースはモス、インセンス、ホワイトムスクです。粉を思わせるインセンスがジャスミンを包み、ミルクのようなホワイトムスクの表情へと続きます。苔の陰りに花とムスクの柔らかさを合わせ、すがすがしさと懐かしさを重ねたオードパルファンです。









