ピュール ミュゲ

朝露を含んだミュゲの白い花房をそのまま閉じ込めたような、澄んだグリーン感と透明感のあるソリフローラ。次第にふんわりとしたパウダリーさと上品なソープ感が重なり、磨かれた素肌から自然に立ちのぼるような清潔で静かな余韻を残します。

カルティエ

調香師: マティルド・ローラン

カルティエ ピュール ミュゲ 75mL ボトル

ピュール ミュゲ

朝露を含んだミュゲの白い花房をそのまま閉じ込めたような、澄んだグリーン感と透明感のあるソリフローラ。次第にふんわりとしたパウダリーさと上品なソープ感が重なり、磨かれた素肌から自然に立ちのぼるような清潔で静かな余韻を残します。

香りの展開と個性

ピュール ミュゲは、摘みたてのミュゲをそのまま閉じ込めたようなソリフローラで、最初は朝露をまとった白い花束に顔を近づけた時のような、澄んだグリーン感とひんやりとした透明感が広がります。時間が経つと、ミュゲはやわらかく穏やかなパウダリーさを帯び、ほのかなソープ感や上品なホワイトフローラルの陰影が加わって、磨き上げた素肌から自然に香り立つような印象に。全体を通して甘さは控えめで、春の光を思わせる清潔で静かな気配が続きます。

こんな人・場面に

軽やかで肌に寄り添う香り立ちなので、春先から初夏の日中使いにとても向いており、清潔感のあるミュゲがシンプルな装いにも自然に溶け込みます。オフィスやフォーマルな場でも主張しすぎず、周囲に柔らかく届く上品なフローラルとして活躍します。秋冬や夜には、ごく穏やかなパーソナルフレグランスとして、自分だけのリラックス用や就寝前の香りにも使いやすく、同系統の透明感あるフローラルと重ねてニュアンスを足す楽しみ方もできます。みずみずしいミュゲとグリーンな清涼感が際立つため、もっとも活躍するのは春から初夏にかけての明るい季節です。穏やかな秋の日には軽やかなフローラルとして違和感なく使え、冬場では主役フレグランスというより、そっと寄り添うごく控えめな香りとして楽しむとバランスが良いでしょう。拡散性は香りの広がりは控えめから中程度で、部屋いっぱいに拡散するというよりは、会話距離でふわりと感じられるクリーンなフローラルのささやきのようなまとまり方です。持続性はエアリーなオードトワレとしては中程度の持続で、肌の上でおおよそ4〜6時間ほど。最初の2〜3時間はみずみずしいミュゲがはっきりと感じられ、その後はごく柔らかなフローラルの残り香に変わっていきます。肌質や気温で変わるため、これらは公式の構成と濃度から導いた編集推定です。

調香師とボトル

2020年発売のオードトワレで、調香師はマティルド・ローランです。カルティエの「レ ゼピュール ドゥ パルファン」コレクション特有の、1926年の花瓶を想起させる端正なフラコン。細長いネックとまっすぐな輪郭を持つ透明ガラスに、控えめなフローラルモチーフとカルティエのロゴがあしらわれ、ミニマルなメタル調キャップがピュアなミュゲの世界観を際立たせます。 75mLの採用画像は同一ブランドの過去容量と公式展開を照合しています。

香りの構成