アーデント

燻るローズと蜜蝋を軸に、サフランとキャロットシードが陰影を添え、ウードやアンバー、ベンゾインが深く重なる香り。

ブーディカ ザ ヴィクトリアス

調香師: クリスチャン・プロヴェンツァーノ

アーデント 100mL ボトル

アーデントは、燃えさしのようなローズと蜜蝋を中心に据えた香りです。ブランドはこれを「情熱的で輝くような香水」とし、夜のバラがくすぶるように豊かに広がる情景を描いています。

トップではターキッシュローズにサフラン、コリアンダー、キャロットシードが重なります。キャロットシードとコリアンダーは、青く塩気を帯びたアイリスを思わせる陰影をローズに与え、最初から土っぽく乾いたニュアンスが加わります。

ハートではローズアブソリュートとジャスミンが蜜蝋の甘くこもった質感に包まれます。ヘディオンがジャスミンに透明な明るさを添え、蜜蝋の重さと対照をなすことで、香りに揺らぎが生まれます。

ベースはアンバー、パチュリ、バニラ、ベンゾイン、ラブダナム、ムスク、ウードで構成されます。ベンゾインは蜂蜜をかけたアーモンドや乾燥させたタバコ、かすかなクローブを思わせ、土っぽく甘いラブダナムとともにローズを飾ります。夜のバラを思わせる濃い花の香りに、蜜蝋と樹脂の甘さ、木と煙の陰影が重なる構成です。

香りの構成