ネロリ、ハマナス、サンダルウッドを軸にしたフローラルムスクです。ブランドの説明では、ムスクのやわらかさの上にハマナスをはじめとする花々を薄く重ね、粉のような質感で包む香りとされています。ハマナスは日本の海岸にも自生するバラの仲間で、この香りでは国産のものが使われています。
トップにはブラックベリー、ネロリ、ハニーサックルが並びます。黒い果実の甘酸っぱさに、ビターオレンジの花から採られるネロリの明るさと、スイカズラの蜜のような甘さが加わり、果実と白い花の組み合わせで始まります。
ミドルではハマナスを、濃い甘さを持つイランイランとローズが囲みます。ベースはムスク、アンバー、サンダルウッドで、ムスクのやわらかさにアンバーの温かみとサンダルウッドのなめらかな木の香りが加わり、花々を下から受け止めます。
香りごとにアーティストが制作したオリジナルサウンドとともに届けられる詩では、永遠と信じていた絆がむなしく終わり、月と太陽がすれ違います。風に漂う淡雪は、乾いた心に舞い降りては散っていきます。無垢と憂いを並べた名前のとおり、甘い花とムスクの香りに、寂しさを帯びた情景が添えられています。








