調香師セルジュ・ド・オリヴェイラはこの香りを、子どもの頃の安心できる時間に重ねました。思い出すのは祖母のビスケットと、子どものころに使っていたスキンケア用品です。フランス語の原文では、名前に「プランタニエ(春の)」を添えて「ネロリ&プチグラン・プランタニエ」と呼んでいます。
トップはブラッドオレンジ、レモン、マンダリンにレモングラス。果汁の甘酸っぱさに、草のようなレモンの筋が一本通ります。ハートではオレンジブロッサム、白い花、チュニジア産ネロリ、ジャスミンが重なり、洗いたての肌のような清潔な花の層になります。
ベースはバニラとプチグレン。プチグレンは葉と小枝の青い苦みをもつ素材で、ここでは最後まで残してバニラのやわらかい甘さと組み合わせています。祖母のビスケットの記憶は、このバニラの甘さに重なります。









