ヴィンセント・シャラー
スイス生まれの調香師。化学の博士号と食品の香りを扱う経験を生かし、グレやラブソルーなどの香水を手がけています。
ヴィンセント・シャラーについて
ヴィンセント・シャラーは、スイス生まれの調香師です。化学の博士号を持ち、フィルメニッヒで香水と食品の香りに関わる仕事を重ねました。グレやラブソルーなどのブランドで、花や果実の表情を描く作品を手がけています。
経歴
活動の場はサンパウロ、パリ、ロンドン、ニューヨークへと広がり、ラリックやポール スミス、マックスマーラなど、多様なブランドの香りを制作しました。フィルメニッヒの「スメル・ザ・テイスト」部門では4年間、香水に生かせる独自の分子を開発しています。ロンドンに暮らした経験を着想に、HOC パルファムの最初の3作品からなる「24H ロンドン」を作りました。
創作スタイルと哲学
食べ物の香りを扱う経験は、果実やスパイスの表情を香水へ取り入れる仕事につながっています。香料の分子を理解する科学の視点と、都市で暮らしたときの感情や記憶を結び付ける調香師です。グレの作品では、メロンやマンダリンの果実感を、花とアンバーの温かみへ重ねます。ラブソルーの作品は、南国の白い花を中心にした別の表情を持つ作品です。
代表作
- 『カボティーヌ ゴールド』— グレから2010年に登場した、果実と白い花、アンバーを重ねる香水。
- 『26 フランジパニ』— ラブソルーの、フランジパニを主題にしたオードパルファム。
