堀田龍志

日本香堂で創香に携わる調香師。木や植物、風景の印象を言葉と香料へ置き換え、感覚を共有する香りを作ります。

Japan

調香師 堀田龍志の実写ポートレート

堀田龍志について

堀田龍志は、日本の香料会社や化粧品研究所で経験を積んだ調香師です。日本香堂で製品の香りを開発し、植物や木の印象、写真に写る光や空気を香料へ置き換えます。長い実務経験と、素材への好奇心が創作の基礎になっています。

経歴

1975年に大手香料メーカーへ入社し、1981年から1982年にはフランス、ドイツ、アメリカで研修を受けました。1994年に海外メーカーの日本支社へ移り、1998年には資生堂研究所の香料研究室に入所。室長や主任調香師を務め、2017年に日本香堂へ加わりました。フランス調香師会にも所属しています。

創作スタイルと哲学

イメージ写真から「清々しい」「湿った朝もや」「神聖な場所」といった言葉を選び、対応する原料を探して組み立てます。同じ木でも文化によって受け止め方が違うことを意識し、ヒノキの日本的な記憶と乳香の広く親しまれる印象を結ぶなど、感覚を共有できる構成を考えます。処方は試作と調整を重ねて仕上げます。

代表作

  • 『ヒノキ オードパルファム』— キトワの和木の香り。イリスとサンダルウッドで木肌の印象に奥行きを与えます。
  • 『サンライズ』— Yohakuの朝を主題とした香り。和ハッカや柑橘の明るさと、ミモザの柔らかさを組み合わせます。
  • 『モンクツリー』— Yohakuの作品。乳香、ヒノキ、木の香りで落ち着いた神聖さを表します。

手がけた香水