ピア・ロン
フィンランド出身の調香師。英国でニック・ギルバートとオルフィクションを設立し、香水の調香や執筆を手がけています。
Finland
ピア・ロンについて
ピア・ロンはフィンランド出身の調香師で、英国を拠点に活動しています。2016年に香りの評価を専門とするニック・ギルバートと、香水の制作や出版を手がけるオルフィクションを設立しました。
経歴
13歳の頃から学校に通いながら、ヘルシンキの香水売り場で働きました。ロンドンで舞台などの仕事を志していた時期を経て、2006年に調香の修業を始めます。ラッシュで香りの開発や店頭スタッフの研修を経験し、その後は香料会社で調香と品質管理を担いました。
香りづくりの考え方
自分の作風を「香りの魔術的リアリズム」と呼びます。実物に近い香りを作り、そこに現実には同じ場にない素材を重ねる方法です。仕事の日に強い香りをつけると、二枚のレコードを同時に聴くようで、頭の中で調合を考えにくいと語っています。
代表作
- 『テラー アンド マグニフィセンス』:建築家ニコラス・ホークスムアの建物を、教会の香やろうそく、雨に濡れた石の香りで描きます。
- 『チップマンク』:秋の森を歩く感覚を、ナッツの香ばしさや木の香り、スパイスで描いたズーロジストの香水です。
