フィリップ・パパレラ=パリス
南フランス出身のマスター調香師。世界各地で培った素材感覚を活かし、ローズ、ウッド、アンバーに光と空間を与えます。
フィリップ・パパレラ=パリスについて
フィリップ・パパレラ=パリスは、南フランス出身のマスター調香師です。科学的な精密さと、アジア、中東、南米で積んだ感覚的な経験を結び、豊かな素材に大きな空間と動きを与えます。
経歴
モンペリエで科学を学んだ後、ヴェルサイユのISIPCAで調香を専攻。Maneの研修を経て2001年にジャカルタ、2003年に中国へ移り、その後はSymriseでドバイやサンパウロに活動の場を広げました。2022年にはフランソワ・コティ賞を受賞しています。
創作スタイルと哲学
東南アジアで学んだマンゴーやパイナップルの色彩と、彼が好むウッド、アンバー、ムスクの官能性が共存します。『ローズデューン』のように、密度の高い花や樹脂にも光と空気の通り道を作り、豪華さを重さだけに頼らず表現します。
代表作
- 『ローズデューン』— ローズ、サフラン、ウードに砂漠の光と空気を与えた作品。
- 『シントラ』— オレンジブロッサムとマシュマロの甘さを緑とムスクで引き締めた香り。
- 『イベリアン レザー』— レザーとスパイスを広がりのある暗色の風景にまとめた作品。

