レオナルド・ルケーゼ

リオデジャネイロ出身の調香師。素材の対比を短い処方に収め、旅先の風景や音楽の感情を香りへ移します。

Brazil

調香師 レオナルド・ルケーゼの実写ポートレート

レオナルド・ルケーゼについて

レオナルド・ルケーゼは、ブラジルのリオデジャネイロ出身の調香師です。高砂香料のパリのチームに所属し、旅先で出会った風景や文化、その瞬間の感情を香りへ置き換えます。幼い頃、伝統的な祭りで手に入れたラベンダーの香水が、香りへの関心を育むきっかけになりました。

経歴

ブラジルで薬学を学び、品質管理と研究の仕事を経験しました。2015年には調香の学校で学ぶためフランスへ渡ります。2020年にはカリフォルニアのPacific Instituteでアロマセラピーを専門的に学び、2022年に高砂香料のパリのチームへ加わりました。薬学の知識と香料の実践を創作の基礎にしています。

創作スタイルと哲学

海と山、海風とアマゾンの重い空気、静かな森とカーニバルの賑わいなど、対照的な感覚に惹かれます。ジャン=クロード・エレナの仕事に影響を受け、素材を際立たせる短い処方を好みます。カルダモンの清涼感とナツメグの色彩のように、原料の性格を対比して組み立てます。ロックバンドでドラムとギターを演奏し、創作時にはドビュッシーにも耳を傾けます。

代表作

  • 『インセンス オブ スター』— SABONの作品。星空の砂漠を、バニラ、カルダモン、乳香と木の余韻で描きます。
  • 『ヒノキ ウッドランド』— SABONの作品。霧深いヒノキの森に、柑橘、エレミ、サンダルウッドを重ねます。

手がけた香水