ガエル・モンテロ
マドリードで育ち、バルセロナ、パリ、ドバイで経験を重ね、木とムスクを建築的な構造へ組み上げる仏西系調香師。
France / Spain
ガエル・モンテロについて
ガエル・モンテロは、フランスとスペインにルーツを持ち、マドリードで育ったGivaudanの調香師です。映画を学ぶためフランスへ移った後、感覚と芸術に関わる仕事への関心から調香へ転向しました。都市や文化を横断してきた経験を、木、ムスク、スパイスの現代的な構成へ落とし込んでいます。
経歴
モンペリエ大学で調香を学び、バルセロナではジョルディ・フェルナンデスのアシスタントとして2年間研鑽を積みました。その後、パリのGivaudan Perfumery Schoolへ進み、ファインフレグランスを専門に選択。ドバイへ移ってからは、中東市場の高級香水から日常的な香りまで幅広い嗜好と向き合い、文化間の翻訳力を深めています。
創作スタイルと哲学
木とムスクへの嗜好を軸に、中東の豊かな香りの伝統とヨーロッパ的な引き算を交差させます。建築の語彙を用いて「基礎」「構造」「組み上げる」と考え、少ない要素でも署名が明確な香りを目指します。強さだけを競うのではなく、肌の近くで静かに働く香りの可能性にも関心を持ち、顧客との対話から文化的な差を創造へ変えています。
代表作
- 『キャヴォート』— スパイスと花、木の官能的な対比を描いた作品。
- 『エメラルド ロイヤル』— 深いウッディとグリーンの豪奢な構成。
- 『マドゥライ』— ジャスミン、果実、スパイスで南インドの空気を描く香り。






