フランチェスカ・ビアンキ

イタリア出身の調香師です。アムステルダムを拠点に、感情や記憶、肌の親密さを香りで表現しています。

Italy

フランチェスカ・ビアンキのポートレート

フランチェスカ・ビアンキについて

イタリア出身の調香師で、現在はアムステルダムを拠点に自身のブランド「フランチェスカ・ビアンキ パフュームズ」を主宰しています。香水を芸術表現と捉え、感情や記憶を香りに変換する独自のスタイルで知られています。

経歴

幼少期から香水に強い関心を持ち、14歳で初めて自分の香水を購入しました。大学では美術史を専攻し、特に20世紀美術を学びました。その後、美術書の出版に携わりながらフィレンツェ、ベルリン、ルクセンブルク、アムステルダムと移り住み、アムステルダムで自身の香水ブランドを立ち上げました。

創作スタイルと哲学

彼女の創作の核は「人間らしさ」と「親密さ」にあります。子どもの頃、親しい人が使っていた香水を姉妹で共有した経験は、香りと人との結びつきを意識するきっかけになりました。自身の作品でも、香りから感情や記憶がよみがえる瞬間を大切にしています。天然素材と合成素材を対立するものとは捉えず、表現したいアイデアに最も適した素材を選ぶ姿勢をとっています。

代表作

  • 『セックス・アンド・ザ・シー』:海辺での官能的な記憶を、ココナッツやイモーテル、アンバーグリスで表現した作品。
  • 『アンダー・マイ・スキン』:アイリスバターで和らげたレザリーでアニマリックな香りを、肌から滲み出るような親密さで描いた作品。

手がけた香水