コリーヌ・カシャン
旅と香りの記憶をもとに、緑の爽やかさと樹脂の温かさを生かす調香師。ボン パフューマーの最初の創作にも関わっています。
コリーヌ・カシャンについて
コリーヌ・カシャンは、旅や身近な香りの記憶を制作の手掛かりにする調香師です。南フランスや幼少期のアンティル諸島に結び付いた感覚を、花、木、スパイス、樹脂などの表情へ移しています。ボン パフューマーの最初の創作にも関わりました。
経歴
1983年にISIPCAを卒業し、フローラシンス、クレアシオン・アロマティック、ドロームで経験を積みました。ブランドや作り手との対話を通して、記憶や情景を香水の構成へ結び付けています。リュドヴィック・ボントンとは旅への関心を共有し、ブランドの出発点となる『901』を共同で構想しました。
作風と考え方
緑の爽やかさと、樹脂やバルサムの温かさの両方を好み、対照的な感触を生かします。パチョリは、多くの表情を持つ素材として繰り返し取り上げています。ラ クロズリー デ パルファンでは、同じパチョリでも、生姜やピンクペッパーの軽やかさと、二種類のペッパーの深さを使い分けています。
代表作
- 『901 ソワール トンカ』(ボン パフューマー)— 柑橘の明るさと、温かな木やトンカを重ねる作品です。
- 『パチョリ シシュアン』(ラ クロズリー デ パルファン)— 黒胡椒の厚みとシシュアンペッパーの乾いた柑橘感で、パチョリの表情を引き出します。



