ローマンカモミール
ヨーロッパ原産のキク科植物の花から得られる精油。青リンゴのように甘くフルーティーな香りに、穏やかなハーブの清涼感が重なり、フレグランスに自然な深みを加える。
ハーバル
ローマンカモミールについて
ローマンカモミールは、ヨーロッパ原産のキク科の多年草で、学名を Chamaemelum nobile(別名 Anthemis nobilis)といいます。花の咲く先端部分を水蒸気蒸留して得られる精油が、古くから香料として親しまれてきました。
香りの特徴
香りの中心にあるのは、青リンゴや洋梨を思わせる**甘くフルーティーな果実感**です。そこに乾いた草のような温かみのあるハーブの香りと、ほのかな花の柔らかさが重なります。ドイツカモミールとは植物の属が異なり、香りも区別して扱われます。ローマンカモミールでは、果実のような甘さと草の温かさが印象的です。
香水での使われ方
ローマンカモミールは、主にハーバル系やフローラル系の香調に使われます。トップノートからミドルノートにかけて現れやすく、明るい果実感で香りに軽やかさを与えます。レザーやタンニンのような渋みのあるアコードとも相性が良く、少量加えるだけで香りに自然な奥行きが生まれます。
