キノコ

湿った林床や落ち葉の下を思わせるアーシーノート。土の深さと青い生々しさを、木や苔、樹脂に重ねます。

アーシー

落ち葉のある林床に生えたキノコ。ForestWander撮影。種類を特定するための写真ではない

キノコについて

キノコは、湿った林床や落ち葉の下を思わせるアーシーノートです。食卓のきのこにも感じられる、土と生きた菌類が重なる独特の匂いを香りの題材にします。特定の種の精油を表す名前ではなく、キノコを連想させる香りの表現として使われます。

香りの特徴

**湿った土の深さと、青く生々しい質感**が特徴です。キノコの匂いに関わる成分として知られる1-オクテン-3-オールは、菌類の香りを理解する手がかりになります。ただし、ノート名から配合成分を特定することはできません。香水では、菌類を思わせる湿り気に樹脂や苔の落ち着きを重ね、林床の空気を描くことがあります。

香水での使われ方

ウッディや土を題材にした構成で、森の地面に近い奥行きを作ります。ミルラ、ラブダナム、ツリーモスなどを組み合わせたアコードとしても表現され、パチョリの土っぽさやキャロットシードの乾いた根の印象につながります。サンダルウッドの柔らかな木質感に添えると、滑らかな木に湿った陰影が加わります。キノコらしさの強弱や湿り気は、周囲の香料によって変わります。

このノートを持つ香水