リアナ
木質のつる植物が絡み合う森の情景を描いたアコード。青い葉としなやかな木の茎を思わせる質感が重なり、フレグランスに野性的な奥行きを加える。
ウッディ
リアナについて
リアナは、地面に根を張り、しなやかな木質の茎で他の木をよじ登って伸びるつる植物の総称です。ひとつの種や科を指す言葉ではなく、さまざまな植物のグループに見られる育ち方をまとめた呼び名で、熱帯の森に特に多く見られます。
香りの特徴
香水のノートとしてのリアナは、決まった精油を指すものではなく、つるが絡み合う森の情景を描いたアコード(複数の香料を組み合わせて作る香り)です。みずみずしい**グリーンな葉**の青さに、湿り気を帯びた樹皮やしなやかな茎を思わせるウッディな質感が重なります。乾いたシダーのような硬い木の香りとは違い、生きている植物の柔らかさが感じられます。
香水での使われ方
グリーンやウッディ、熱帯の森をテーマにした香りで、ミドルからベースにかけて情景に奥行きをつくります。シダやモス、ベチバー、湿った土を思わせる素材と合わせると、木陰の空気感がより立体的になります。
豆知識
リアナは隣り合う木の樹冠(枝や葉が茂る上の部分)どうしをつなぎ、樹上で暮らす多くの動物が森の中を移動するための空中の通り道になっています。
