ヘディキウム

ショウガ科ヘディキウム属の植物。花は甘いフローラル、根茎はスパイシーで樟脳のような香りを持ち、種や使う部位で印象が大きく異なる。

フローラル

Hedychium

ヘディキウムについて

ヘディキウムは、ショウガ科ヘディキウム属(学名:Hedychium)の多年草の総称で、ヒマラヤから東南アジアにかけて多くの種が自生します。白や黄色、オレンジ色の芳香性のある花をつけ、太い根茎を持つ種もあります。芳香を持つ花や根茎が知られ、根茎から得る精油も香りに利用されます。花を思わせる香りと根茎の香りでは、印象が大きく異なります。

香りの特徴

花の香りは、ジャスミンやガーデニアを思わせる**甘く広がるフローラル**で、どこか青さと果実感の交じった華やかさがあります。一方、根茎から得られる精油はよりスパイシーでウッディ、樟脳のような清涼感と薬草的なほろ苦さを帯びた香りで、花とは別の素材のように感じられます。「ヘディキウム」という名前は、こうした幅のある香り全体を指すものと考えるとわかりやすいでしょう。

香水での使われ方

ヘディキウムは、花の香りを生かした表現では、ホワイトフローラルブーケに明るさと厚みを加え、根茎の香りを生かすと、スパイシーなアクセントとしてウッディやオリエンタル系の香りに奥行きを与えます。シトラス、ほかの白い花、サンダルウッドやシダーなどのウッディノートとよく調和します。

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