ジオスミン

雨上がりの湿った土を思わせる香りの成分です。微生物が自然界で作る匂いを、香水では合成香料でも描き、森の地面のような奥行きを添えます。

アーシー

Geosmin

ジオスミンについて

ジオスミンは、土や水に暮らす微生物が作る香りの成分です。雨上がりに湿った地面から立ち上る、あの土っぽい匂いにつながります。香水では合成した香料としても使われ、土をそのまま抽出して得る素材ではありません。

香りの特徴

湿った土、苔に覆われた地面、雨に濡れた鉱物を思わせる香りが特徴です。乾いた木の香りよりも水分を含んだ印象があり、森の床を連想させる青さや、少しかびたような表情もあります。少量でも存在を感じやすく、明るい甘さとは違う、地面に近い奥行きを作ります。

香水での使われ方

ウッディやグリーンの香りに重ねると、木の周りの土や、葉の下に広がる湿った空間まで描けます。花の香りに土の気配を添えたり、雨上がりの情景を組み立てたりする際にも使われます。強い個性を前面に出すことも、ほかの素材の背後に薄く置くこともでき、配合によって自然を感じさせる程度が変わります。

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