カスタード
カスタードクリームを思わせる、バニラの甘さとミルキーな丸みを持つグルマンノート。
グルマン
カスタードについて
カスタードは、卵や乳製品、砂糖、バニラを使ったクリームやソースを思わせる、グルマン系のノートです。香水では、なめらかなクリームの質感と、お菓子の柔らかな甘さを表します。特定の植物の抽出物ではなく、食べ物の印象を組み合わせたアコードとして捉えられます。
香りの特徴
バニラの丸い甘さに、ミルキーで厚みのある表情が重なります。砂糖だけの鋭い甘さよりも、クリームを思わせるふっくらした質感が中心です。焦がした砂糖を合わせれば香ばしさが加わり、アーモンドやカカオと組み合わせれば、デザートの印象がより豊かになります。焼き菓子の乾いた粉感とも違う、柔らかくなめらかなイメージです。
香水での使われ方
バニラ、アーモンド、カカオ、キャラメルなどのグルマンノートと相性のよい表現です。柑橘やハーブを添えると、明るさや涼しさが甘い質感を引き立てます。花の香りを重ねれば、菓子の印象を持つ構成に華やかな表情が生まれます。パチュリや木は、柔らかな甘さに土や木の陰影を加える組み合わせとして考えられます。
お菓子から香りへ
カスタードの作り方や風味には多様な形があります。香水の同じノート名でも、バニラを強調したもの、乳の丸みを感じさせるもの、焼いたデザートを連想するものなど、表現は配合によって変わります。キレーサのアマンド ブリュレでは、カスタード、カカオ、アーモンドに、ユーカリとユズを合わせています。
