シプレ

シプレは、ベルガモットの柑橘系の輝きと、ラブダナムやオークモスの深いウッディ・モスキーなベースのコントラストを特徴とする、香水の構造的なファミリーです。

その他

シプレ

シプレについて

香りの特徴

シプレは、特定の原料ではなく、ベルガモットなどの柑橘系のトップノート、ラブダナムを中心としたミドル、オークモス由来のモスキーでアニマリックなベースノートからなる調和構造を指します。パチョリもしばしば重要な要素とされます。この構成により、フレッシュな柑橘と深いウッディ・モスキーなベースのコントラストが生まれます。フローラル、フルーツ、アンバー、レザーなどの修飾ノートによって、さまざまなサブジャンルに分類されます。

香水での使われ方

シプレは、1917年にフランソワ・コティが発表した香水「シプレ」によって確立された、香水の主要なファミリーの一つです。ベルガモットのトップ、ラブダナムのベース、オークモスが橋渡しをする構造は、その後の多くの香水に影響を与えました。現代では、IFRA規制に対応するため、オークモスの代わりに合成のモス調合が使われることもあります。

豆知識

「シプレ」はフランス語でキプロスを意味します。この名前は、キプロス島に由来するわけではなく、コティの香水の名前から来ています。シプレの調和は、柑橘の明るさと深い土っぽさの対比が特徴で、時代を超えて愛され続けています。

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