カシミロン
アイリス、カシュメラン、フィルベルトンを蒸留で組み合わせた香料です。根の乾いた感触と柔らかな粉、ナッツの表情を重ねます。
パウダリー
カシミロンについて
カシミロンは、マリージャンヌがアイリス、カシュメラン、フィルベルトンの三つを蒸留で組み合わせたと説明する香料です。カシュメランという単一の合成香料と、同じ名前の素材ではなく、花の根や木、ナッツの表情を合わせる発想を持ちます。
香りの特徴
**アイリスの乾いた根の感触と、粉のような柔らかさ**が中心になります。カシュメランの木やアンバーを思わせる温もりに、フィルベルトンのヘーゼルナッツの表情が重なり、なめらかな布を思わせる厚みへつながります。甘い菓子の形をそのまま描くより、粉、木、ナッツの質感を一つにまとめる方向です。
香水での使われ方
アイリスを主役にする構成へ木の奥行きを加えたり、ナッツの香りへ乾いた柔らかさを添えたりします。パチョリやサンダルウッドと合わせると、土や木の硬さに、肌を包むような丸みが生まれます。バニラやアンバーの温もりともつながり、素材同士をなめらかに重ねる、粉と木の橋渡しになります。
