ブラックカルダモン

ネパールなどで育つショウガ科植物の果実を使う香料。煙るような木の深さと、清涼感のあるスパイスを香りに添えます。

スパイシー

ブラックカルダモンの乾燥した果実。CNEcija12345撮影

ブラックカルダモンについて

ブラックカルダモンは、ヒマラヤ地域に育つショウガ科植物、アモムム・スブラトゥムの果実を使うスパイスです。ネパールは主な産地の一つで、香水では果実から得る香料や、その特徴を描く香りとして使われます。

香りの特徴

**煙る木のような深さと、すっと通る香草の清涼感**が重なります。グリーンカルダモンの明るく繊細な印象に比べ、乾いた木や土を思わせる、厚みのある表情が特徴です。果実の乾燥方法も香りに関わり、薪の煙に触れて乾燥したものには、より強いスモーキーさが残ります。

香水での使われ方

サンダルウッドのクリーミーな柔らかさへ乾いたスパイスを添えたり、樹脂や革、暗い木の香りに芳香性のある奥行きを作ったりします。煙の印象だけを強めるより、青い清涼感との対比を生かすと、温かな構成にも引き締まった輪郭が生まれます。果実由来の香料の製法によって、木や煙の強さ、明るさの釣り合いは変わります。

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