ホワイト カドル
柑橘の明るさから、ジャスミンとイランイランの柔らかな花、清潔なパウダリーのムスクへ。肌の近くでほどける、温かな親密さをまとうエクストレ ド パルファンです。
調香師: ジュリアン プロス
ホワイト カドルは、柑橘の明るさから始まります。グレープフルーツとペアの、少し青くみずみずしい甘さが肌の上に広がり、やがてジャスミン、イランイラン、ローズの花が重なります。花の香りは強く立ちのぼるのではなく、肌の温もりに近い柔らかさで包み込むように感じられます。
土台にはムスク、バニラ、ウッディ、パチョリ。清潔でパウダリーなムスクが中心となり、バニラの甘さと木の乾いた質感が、香りに落ち着いた厚みを与えます。近づいたときにふと感じる、肌の匂いのような親密さがこの香水の核です。
エクストレ ド パルファンは、ブランドが最も濃い濃度と位置づける仕立てです。調香はジュリアン・プロス。ブランドが語る懐中時計の細工への着想は、ボトルを手にしたときの質感にもつながります。重みのあるSUS製オーバーキャップと金属リングが、手に取った瞬間の印象をつくります。
着けるなら、肌に近い距離で香りを楽しみたいとき。手首などの肌へ少量つけると、花とムスクが肌の温もりになじみます。甘さは控えめながら余韻は長く、夜の落ち着いた時間にも似合う一本です。











