チュベローズの複雑さを、クチュールの花として描く作品。調香師は、青さ、カンファー、陽光、獣香、ミルキーな質感という五つの表情を、それぞれのアコードで際立たせている。単純に甘い花として扱わず、花の豊かな輪郭を濃密な蜜のように捉えている。
カラマンシー、柑橘、ネロリがチュベローズの明るさを支える。砂糖とベンゾインが温かな甘さを添え、花の青い刺激とミルキーな厚みが交わる。清々しい果皮と豊かな白い花の対照を中心にした構成。 採用した100mLボトルは、透明な角形ガラスに黒いキャップと丸いラベルを合わせる。





