ボードレールの詩集『悪の華』に収められた、聖なる姿と肉体の欲望が重なる詩から名を取った香り。ピエール・ギヨームが見いだしたウガンダ産ヴァニラの、甘さだけに収まらない表情が出発点になっている。革やカカオ、ピートを思わせる素材そのものの陰影を、甘い香りの奥に残している。
カルダモンがヴァニラに乾いた刺激を添え、ガイアックのミルク・アコードとアニマリックなサンダルウッドが包み込む。なめらかさと獣香が近くで交わる、温かな構成。採用した100mLボトルは黒く艶のある角形ガラスに、金色のキャップと丸いラベルを合わせる。



