「ザ ファースト」は、静かな古い寺院の入口に立ち、焚かれたインセンスの瞑想的な温もりが空気を満たす情景を着想にしたパフュームオイルです。香調区分はオリエンタルで、スパイスから樹脂と木へと重心が下りていく三段の構成をとります。
トップはカルダモンひとつ。青みを帯びた清涼感のあるスパイスが、最初に香りの輪郭を軽く描きます。ハートではサフランとヘリクリサムが重なります。サフランの革を思わせる乾いた温かさに、ヘリクリサムの蜂蜜のような甘さと干し草の乾きが加わり、中盤は金色の厚みを帯びます。
ベースはインセンス、フランキンセンス、サンダルウッド。公式の情景では、木々を抜ける日差しのなかで、オリバナム(フランキンセンス)の深い樹脂の香りが余韻として残ります。ブランドはこの樹脂を、温かく木を思わせ、かすかに柑橘を帯びた奥行きがあると説明しています。サンダルウッドはその下でなめらかな甘さを添え、煙と樹脂が乾きすぎないよう肌になじませます。
ボトルは古のシャム(タイ)の仏塔を模した多面的な形。寺院の情景が、容器の意匠にまで続いています。香りは認証オーガニックのモリンガシードオイルとブレンドされています。





