開け放った窓から風が入り、朝いちばんの光の中で、ピオニーの香りが部屋をめぐる。ピオニーアブソリュートは、そんな情景から生まれたパフュームオイルです。パンピューリはピオニーを古くからアジアで愛されてきた花として描き、その華やかさに甘酸っぱさを添えています。
トップはレッドベリーとマンダリンです。ベリーのはっきりした酸味と柑橘の明るい皮の香りが、最初に軽い弾みをつけます。ミドルではピオニーにローズが重なります。そこに、イネ科の草でありながらバラに似た香りを持つパルマローザが、花びらの輪郭に細く青い筋を通します。甘さが前に出すぎない、みずみずしい花束のような印象です。
ベースはフランキンセンスです。乾いた樹脂の香りが果実と花の甘さの下に静かな陰影を置き、軽すぎず、暗くもならない仕上がりにしています。
ピオニーやローズの香水は甘くなりすぎると感じる人にも、上の酸味と下の樹脂が引き締め役になります。キャリアにモリンガシードオイルを使ったオイルは肌に密着するので、パルスポイントに少しずつのせ、自分の周りで香りを楽しむ使い方に合います。





