フィグショナリズムは、西アジアの深い谷に実る野生のイチジクから始まる香りです。公式が描くのは、大きな木の涼しい木陰で本を読んで過ごした夏の日で、香りそのものを、においで綴られた物語として差し出しています。
トップはワイルドフィグのみで、熟した果肉の甘さが先に立ちます。ハートではサイプレスの乾いた針葉の青さが果実の甘さを引き締め、カーネーションのクローブを思わせる軽い辛みと、チュベローズのクリーミーな白い花が重なります。果実の甘さに、青い木と花の印象が重なります。
ベースはパチョリだけです。土っぽく少し湿った深みが、イチジクとサイプレスを肌の低い位置で受け止め、甘さの下に確かな土台をつくります。
モリンガシードオイルにブレンドされた、アルコールを使わないパフュームオイルで、肌に直接なじませて使います。熟した果実と涼しい木の青さ、木陰でやわらいだ濃い花という静かな対比を、肌の近くで味わう形式によく合っています。




