ブルーアワーは、日が沈んだあと空が深い青に染まる短い時間のこと。パンピューリはこの香りで、消えていく光と訪れる夜のあいだに記憶がふと息づく情景を描き、ジュニパーベリーとジャスミンを主役に据えています。
入り口はベルガモットひとつ。柑橘の明るさが短く差したあと、ハートにはジャスミン、ローズ、イランイランが並びます。三つの花が重なり、ジャスミンの華やかさにローズの丸み、イランイランのとろりとした甘さが加わります。
ジュニパーベリーは、この構成ではベースに置かれています。公式によれば、ヨーロッパとアジアの野生の低木から集め、手で選んだ実を水蒸気蒸留したもので、澄んだ芳香の爽やかさの奥にかすかな樹脂の深みを持ちます。その隣でシダー、パチョリ、ベンゾインが、乾いた木、土っぽさ、甘い樹脂を重ねます。
公式はジャスミンについて、インドとエジプトで手摘みされたジャスミン・グランディフローラムのアブソリュートと紹介しています。花の甘さを針葉樹のような清涼感と木の温かさが落ち着かせる、アルコールを使わない水ベースのオードパルファンです。







