メガマーレが向き合うのは、見晴らしのよい浜辺だけではなく、海の深さと捉えきれない大きさ。海全体を説明するより、その中に引き込まれる感覚を香りにしている。涼しい水の表情に、密度のあるムスクが重なる。
ベルガモットとレモンの明るさ、海藻とカロンの青い水の質感、ヘディオンの空気を含む花のニュアンスが組み合わさる。ムスクとアンブロキサン、シダーの乾いた輪郭が、塩気やミネラルを思わせる海の印象を支える。
水の香りに軽さだけでなく、存在感も求めたいときに。風のある屋外では海の広がりを楽しみやすい一方、密閉した場所では量を控えて試すとよい。
アレッサンドロ・グアルティエリによる2019年のパルファム。50mLの透明な角形ボトルに、海水による緑色の腐食を思わせる銀色のキャップを合わせ、上面にはハイチの貝殻をはめ込んでいる。







