ミモザは、プロヴァンスの冬の日差しを、黄色い花とヴァーベナのフレッシュさに重ねたオードトワレ。南仏では冬の終わりにミモザが咲き、明るい花が丘を彩る。ソフィー・トリュイタールは、タヌロンの丘の涼しい朝が、日差しで少しずつ暖まる一日を着想にしている。2026年に紹介され、日本では国際女性デーの象徴であるミモザに想いを重ね、2月25日に数量限定で発売された。南仏で収穫したミモザのエキスを用い、明るい花と、レモンヴァーベナの爽やかさを響かせた作品だ。
レモンヴァーベナには、レモンを思わせる明るい柑橘の表情と、青い葉のフレッシュさがある。中心のミモザは、柔らかなパウダーを感じさせる花の表情を広げる。柑橘の爽やかさに、優しく温かな花の感触が重なり、陽光を思わせる明るさを添える。基調のモスは、雨の後の森の地面を思わせる、湿った緑と土の落ち着きを支える。爽やかな葉から、柔らかな花と、静かな緑へつなぐ組み合わせだ。ミモザの花を濃い甘さだけで楽しむより、青い葉と穏やかな温もりの交わりを求める人に向く。
まだ風の冷たい日の散歩や、日差しの入る部屋で過ごす午後に試してみたい。淡い黄色のニットや柔らかな白の服に、葉と花の表情を添える選択肢になる。採用した50mLは、明るい黄色の液体を透明なガラスに収めている。黒い円筒形のキャップと輪状の首元が、なだらかな肩に重なる。ラベルの黄色い円はミモザの丸い花を、淡い緑の図案はヴァーベナの葉を思わせる。中央にミモザとヴェルヴェーヌの名を置き、丸いラベル下端と厚い透明な底が、冬の光の着想を軽やかな姿にしている。


