カシミア 100は、一枚で十分に温かいカシミアのニットを、香りの質感へ置き換えた作品です。華やかに目立つというより、近づくほどに繊細さを感じる柔らかさを、マルゴー・ル・ペ・ゲランが描いています。
カシミアと名づけたノートが、布のなめらかな手触りを連想させます。中心にはオリスとハニーサックルがあり、粉のような柔らかさに花の甘さが重なります。乾いた埃の印象に寄せず、しっとりとした花の表情を保つことが、この香りの狙いです。
ホワイトムスクとサンダルウッドが輪郭を柔らかく整え、バージニアシダーウッドが木の質感を加えます。バニラとマングローブウッドの温もりが続き、肌に軽くのるニットを思わせる余韻へ。花、粉、木の印象を、穏やかな近さのなかで重ねた構成です。







