ブル インダコ

白いシャツにたとえられる香り。アーモンドの甘さとほろ苦さ、バニラ、パウダリーなアイリスを、透明感のあるムスクがまとめる。

ジャルディーニ ディ トスカーナ

調香師: シルヴィア・マルティネッリ

ブル インダコ 100mL ボトル

ジャルディーニ ディ トスカーナが白いシャツになぞらえる、飾りを抑えて端正にまとまったオードパルファム。ブランドは爽やかさと奥行きの対比をこの香りの軸に据えている。トップに挙げられたベルガモット、ピンクペッパー、フランジパニでは、柑橘の明るさに乾いたスパイスの刺激が少し混じり、南国の白い花がやわらかな丸みを添える。中心にはバニラとアーモンド。ブランドはアーモンドの甘さとほろ苦さの両方に触れており、そのほろ苦さがバニラを重たくさせず、甘さの輪郭をすっきりと保つ。さらにブランドはアイリスの粉っぽいニュアンスをこの香りの持ち味に挙げていて、甘さの上に乾いたパウダリーな質感が重なる。ベースはアンブロキサン、ムセノン、ハバノリドといった現代的な香料で、ムスクとアンバーを思わせる、肌に近い透明感のある余韻へつながっていく。甘さを抱えながらも全体はきちんと整っていて、白シャツのたとえどおり、簡素な装いや仕事の日にもなじみやすい一本。

香りの構成