ジェネレーションズ
みずみずしい洋ナシに、インセンスとピンクペッパーの陰影を添える。イチジクのなめらかさを、サンダルウッド、トンカ、ムスクが柔らかく包む香り。
調香師: ナデージュ・ル・ガルランテゼック, ジュリアン・タヤック
ジェネレーションズは、みずみずしい洋ナシと、柔らかなイチジクを、木とムスクのなめらかな感触で包む香り。2025年に登場した、エクス ニヒロのアルコールフリーのオードパルファムだ。ナデージュ・ル・ガルラントゼックの創作を基に、ジュリアン・タヤックが共同制作した。世代や背景の異なる、ブランドの作り手たちの暮らしと、その多様性を着想にしている。果実の明るさへ、インセンスの静かな陰影と、温かな木の表情が寄り添う。軽やかな果実に、クリーミーな木と、肌を包むような柔らかさも感じたい人に向く作品だ。
トップでは、洋ナシにインセンスとピンクペッパーを合わせる。みずみずしい果実の明るさに、樹脂や煙を思わせる静かな陰影と、スパイスの鮮やかな輪郭が添わる組み合わせだ。中心のイチジク アコードは、柔らかく、なめらかな果実の主題。トップの明るさを受け止め、香りに穏やかな厚みを与えている。基調では、サンダルウッド、トンカビーンズ、ムスクを重ねる。木のクリーミーな感触と、トンカの温かな甘さ、ムスクの柔らかさが、果実を包み込む。みずみずしい洋ナシから、イチジクのなめらかさ、木とムスクの静かな温もりへとつながり、果実の軽やかさに、落ち着いた奥行きを感じる構成になっている。
穏やかな休日の朝や、柔らかな服で過ごす午後に試してみたい。生成りのシャツや、軽いグレーのカーディガンに、果実と木の感触を添える選択肢になる。採用した100mLは、透明な角型ガラスに、明るい木目のキャップを合わせたもの。正面にはブルーの商品名とブランド名、グリーンやサーモン色の幾何学的な図形を配している。淡い色の中に、軽やかな色のアクセントを重ねた姿だ。木の自然な表情と、遊び心のある文字や図形が、世代を超えて香りを楽しむ発想と、洋ナシやイチジクの柔らかさを伝えている。






