ローズ アンド ミーは、振り返らず、許しも求めない女性の姿を物語として描いたローズの香りです。ルカ・マッフェイが、月明かりの下のダンスや夏の夜の熱気を思わせる、暗くウッディなバラを描いています。甘く可憐なバラではなく、陰影の濃いバラを描いた一本です。
始まりは重く大胆なバラです。その奥には、ゼラニウムとジャスミンにサフランを合わせた花束があります。ゼラニウムの青みのある葉の印象とジャスミンの濃い花の甘さが並び、サフランが革のような乾いた温かみを加えて、バラの影を深めます。
土台は引き締まった清潔感のある構成で、ダークなパチョリ、樹脂のスティラックス、スモーキーなグアヤックウッドが重なります。ムスクが全体を柔らかく包み込みます。花の華やかさより、湿った土や樹脂、陰った木の暗さが印象に残る構成なので、バラを重く深く纏いたい人に向く香りです。







