暖かな肌に金色の光が差し、遠くの海がきらめく夏の午後。ミューズには、ブランドが思い描くそんな場面が込められています。
ミューズの中心にあるのは、咲きほころぶガーデニアです。ブランドはこの花を「中心素材」と明示しています。熟した果実とココナッツがまろやかさを添え、乾いた木が温もりを加えて、ガーデニアを両側から支えます。
始まりはマンゴークリームとココナッツ。果肉の甘さに乳脂のようなとろみが重なります。そこへピンクペッパーが細かな刺激を散らし、甘さが重く沈むのを防ぎます。
ハートではスイートピーとガーデニアが前に出ます。スイートピーの軽く透ける花びらのような印象が、ガーデニアの厚みのあるクリーミーな白さに風を通します。トップのまろやかさは、そのまま花の香りへ引き継がれます。
ベースはサンダルウッド、シダーウッド、カシミアです。サンダルウッドのなめらかさとシダーの乾いた輪郭が、甘い果実と白い花の後ろに落ち着いた土台をつくります。
調香はドミティーユ・ミシャロン・ベルティエ。この一本では、白い花を果実とクリームで包む方向へ組み立てています。甘さを控えめにせず見せたい日や、白い花を軽やかさより柔らかさで楽しみたいときに向く香りです。







