イヴ・カサール
天然香料の分析を経て調香師となったIFFのパフューマー。花や木々の素材が持つ多様な表情を探ります。
France
イヴ・カサールについて
イヴ・カサールは、IFFで活躍する調香師です。天然香料の分析から香りの仕事に入り、素材が持つ多様な表情を探りながら作品を手がけています。
経歴
ニースで生化学を学び、香料原料を分析する研究室で調香師の仕事に触れました。その後、天然原料を扱うローシエ・フィスで経験を積み、調香師クロード・エレナの指導を受けます。ニューヨークに渡り、1998年にIFFへ。調香とともに原料の研究や品質にも携わってきました。
創作スタイルと哲学
花を育てる庭や海など、身近な自然は創作の源です。ベチバーについては、掘りたての根の爽やかさから精油の土っぽくスモーキーな側面まで、一つの素材の中にある違いを語っています。柑橘やシダー、ローズとの組み合わせにも、それぞれ異なる可能性を見いだしています。素材を深く知ることを、香水づくりの一部として大切にしています。
代表作
- 『トム フォード フォー メン』— グレープフルーツの花を用いた香り。
- 『フォグ』— ヘンリー ローズの香水。
- 『ダーティ ローズ 2024』— ダグラス・リトルと共作した、ローズとスパイスの香り。
