トマ・フォンテーヌ
古い香水の保存と新しい香りの創作を結ぶ調香師です。パリダを設立し、ジャン パトゥでの制作やオスモテックの活動を通して、香水の歴史を現代へつないでいます。
トマ・フォンテーヌについて
トマ・フォンテーヌは、香水の歴史への関心を、新しい香りの創作と古い処方の保存へ結びつける調香師です。香りの制作・コンサルティング会社パリダを設立し、オスモテックの会長も務めています。クラシック音楽や食文化、歴史への好奇心が、素材を組み合わせる発想につながっています。
経歴
イジプカで学び、プロクター・アンド・ギャンブル、テクニコフロール、シャラボ、マンなどで経験を積みました。2009年に独立し、2011年にはジャン パトゥの専属調香師に就任。2020年7月からはオスモテックの会長として、失われた香水を含む香りの遺産を保存し、伝える仕事にも携わっています。
創作スタイルと哲学
古い処方を見直すことと、現代的なアコードを考えることを、同じ創作の中で捉えています。本人は自然、音楽、文学、絵画を着想源に挙げ、よく使う素材としてパチョリ、サフラン、ローズ、レザーを語っています。オスモテックでの活動にも、香水を芸術や文化として伝えたいという姿勢が表れています。
代表作
- 『アクアマジェスタエ』(ル クヴォン): 花や柑橘、木の表情を重ね、庭園の情景を描く作品。
- 『ジョイ フォーエバー』(ジャン パトゥ): メゾンの香りの継承と、新しい創作に関わる仕事を示す一作。
- 『コリガン』(ルバン): 独立したメゾンでの香りづくりを示す、ルバンとの協働作品。
