セルジュ・マジュリエ
MANEで分析、天然原料、調香、研究を横断してきたグラース出身の調香師。抽出技術と産地の人々への好奇心から、素材の新しい表情を探ります。
France
セルジュ・マジュリエについて
セルジュ・マジュリエは、調香師であると同時に「匂いの研究者」として天然原料の可能性を探ってきたMANEのフランス人クリエイターです。完成した香料だけを見るのではなく、植物、産地、生産者、抽出法までたどり、まだ処方にない表情を見つけます。
経歴
グラースに生まれ、化学と経済を学んだ後、MANEの分析・クロマトグラフィー部門へ入りました。精油と花由来製品の部署を経て調香師となり、1995年から2002年までパフューマリーディレクターを担当。その後は制作へ軸足を戻しながら研究職も保ち、超臨界抽出や新しい天然原料の開発に携わっています。
創作スタイルと哲学
木と食の匂いを好み、原料の産地で人に会い、栽培や加工を理解する好奇心を重視します。抽出技術は自然を均一化するためではなく、従来の精油では失われる質感を取り出す手段です。濃厚な果実や菓子的な素材でも、木、苦み、空気を加え、立体的に身につけられる形へ整えます。
代表作
- 『オレンジ ビターズ』— オレンジ、酒、苦い皮、木を冬の温かな飲み物へした共同制作。

