ロベルタ・イオン

ルーマニアで育ち、ロンドンで活動する調香師。フローリスの注文香水と香りの教育に携わり、科学、音楽、個人の記憶を創作へ結びます。

Romania

ロベルタ・イオンの実写ポートレート

ロベルタ・イオンについて

ロベルタ・イオンは、ルーマニアに育ち、ロンドンを拠点に活動する調香師です。フローリスで個人のための注文香水を手がける一方、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションで香りを教えています。科学と芸術の間を行き来する視点が、創作の軸です。

経歴

化粧品科学を学び、修士研究では香りと音楽の対応関係を探りました。ファッションの小物やライブ音楽のための香りも制作し、業界では香料の規制や適合性を扱う技術職を経験しています。その後、フローリスのビスポーク調香へ進み、母校での教育にも関わるようになりました。

創作スタイルと哲学

注文香水を作るときは、目の前の一人に集中します。イメージを視覚的にまとめることもあれば、曲を組み立てるように、香料の空間と時間の調和を考えることもあります。本人が好むのはグリーンノートで、ガルバナムと乳香やミルラなどの樹脂を合わせる表現にも関心を寄せています。

代表作

  • 『セレスト』— イングリッシュカモミールとバルサミックな温もりで、光と儀式を描くフローリスの香水。
  • 『Smell the DJ』— 2017年にマシュー・ハーバートの音楽公演へ向けて制作した香り。音の依頼内容を香料へ置き換え、公演中に空間へ拡散しました。

手がけた香水