ピエール・ワルニー

長年にわたりIFFで活動したフランスの調香師。パチョリをはじめとする素材への深い知識を、他の調香師との共同制作にも生かしました。

France

ピエール・ワルニーのポートレート

ピエール・ワルニーについて

ピエール・ワルニーは、IFFで長年活動したフランスの調香師です。木や芳香性のある素材への関心を、男性向けの香りや、他の調香師との共同制作へつなげました。

経歴

リールに生まれ、幼少期をグラースで過ごしました。化学を学んだ後、1980年に実験室の技術者としてIFFへ入社し、調香師として多くの作品に携わりました。30年以上の活動を経て2012年に退職し、2020年に73歳で亡くなりました。

創作スタイルと哲学

グラースで親しんだジャスミンの花と、蒸留されるパチョリの香りが、素材への関心の出発点となりました。共に仕事をしたアリエノール・マスネは、パチョリの専門家として彼を振り返っています。花や木を組み合わせる経験は、異なる個性を持つ調香師との共同制作にも生かされています。

代表作

  • 『ドラッカー ノワール』(ギ ラロッシュ)— 芳香性のある爽やかさと暗い木の表情を重ねた、アロマティック フゼアの代表的な作品です。
  • 『イントゥイション フォーメン』(エスティ ローダー)— アリエノール・マスネと共同で手がけた作品。彼女はこの共同制作を、自身の最初の香水として振り返っています。

手がけた香水