ナナコ・オギ

日本出身の調香師。ジボダン調香学校で学び、ドバイとシンガポールを拠点に活動。日常の感情を香りに翻訳するスタイルで、フレグランス デュ ボワの『シレーヌ』などを手がける。

Japan

ナナコ・オギのポートレート

ナナコ・オギについて

ナナコ・オギは、日本の田園風景の中で育ち、自然の香りへの好奇心から調香師を志した人物です。大学で人類学を学ぶ中、香りの話をよくしていたことから友人に調香師を勧められ、渡米して化学を修めた後、ジボダン調香学校への入学を果たしました。フレグランス ドゥ ボワとの協働でも、感情を香りで表現する作品を生み出しています。

経歴

大学で人類学を専攻していたオギは、友人の勧めで調香師への道を決意し、6か月後には単身アメリカへ渡りました。化学の学位を取得し、香料業界で10年の経験を積んだ後、ジボダン調香学校に入学。2017年からドバイで調香師として活動を始め、その後シンガポールへ拠点を移しています。

創作スタイルと哲学

日常生活で心が動く瞬間を、香りに置き換えることを大切にしています。『シークレット・トライスト』では、シスタスに感じる花やスパイスの側面をローズ、ジャスミン、カルダモン、サフランで引き出しました。ベルガモットには、シスタスが育つアンダルシアの空の清々しさを重ねています。

代表作

  • 『シレーヌ』:チェリーとピンクペッパーの煌めくトップに、ウードとインセンスの官能的な深みを重ねた、自信に満ちた女性像を描く作品。
  • 『シークレット・トライスト』:ベルガモットとカルダモンの刺激的な幕開けから、ジャスミン、サフラン、シダーウッドが織りなす禁断の情事を表現。

手がけた香水