ミレラ・ポミナ
ミレラ・ポミナは、スイスの香料会社LUZIでプリンシパル・パフューマーを務める調香師です。植物や旅の記憶を、芸術と化学、物語を交えて香りへと組み立てています。
ミレラ・ポミナについて
ミレラ・ポミナは、スイスの香料会社LUZIでプリンシパル・パフューマーを務める調香師です。庭の花や、指で揉んだ葉、乾いたハーブの香りが、幼い頃からの嗅覚の記憶を形づくっています。植物や旅から受け取った印象を、感情に触れる香りへと組み立てています。
経歴
小さなスイスの化粧品メーカーを経て、LUZIで調香の研修を始めました。長年にわたり同社の制作チームで活動し、2004年のジュニア時代には、西アフリカで長く使われる石けん用の香りを制作しています。ファインフレグランスでも、ヨーロッパ、中東、アジアへ向けたさまざまな作品を手掛け、プリンシパル・パフューマーへと昇格しました。
創作スタイルと哲学
創作では、芸術、化学、物語を一緒に考える姿勢を大切にしています。色や写真、言葉を並べたムードボードを使い、香りの意図を具体的な素材の組み合わせへと近づけます。冷たく粉を思わせるアイリスと、温かなラブダナムのように、異なる温度や感情を持つ素材の関係を探り、複雑な感覚を香りの質感で伝えています。
代表作
- 『ミッドナイト サンダル』— 4711のコレクション・アブソリュで、サンダルウッドを中心に、スパイスと花を重ねた作品です。
- 『オー デジール』— グラヴェルのエキストレ・ド・パルファムです。欲望の甘さと苦さ、野性的な感触と柔らかさを、香りとして捉えています。
