ミシェル・モルセッティ
フランスの老舗メゾン「キャロン」で活躍した調香師。創業者エルネスト・ダルトロフの遺志を継ぎ、『ファルネジアナ』など数々の名香を生み出した。
France
ミシェル・モルセッティについて
フランスを拠点に、名門メゾン「キャロン(CARON)」の専属調香師として活躍したクリエイター。創業者エルネスト・ダルトロフの後継者として、20世紀半ばにおける同ブランドの黄金期を支え、数々の名香を世に送り出したことで知られている。
経歴
キャロンの創業者であるエルネスト・ダルトロフの助手としてキャリアを積んだ。第二次世界大戦の混乱期にダルトロフが亡くなった後、彼が遺した貴重な調香ノートを託され、メゾンの専属調香師に就任。長年キャロンのディレクションを担ってきたフェリシエ・ヴァンピュイユと共に、戦後のブランドから新たなフレグランスを次々と発表した。
創作スタイルと哲学
ダルトロフが確立した重厚でクラシカルなメゾンの伝統に敬意を払いながらも、独自の革新的な香料使いで新たな息吹をもたらした。甘くふくよかなパウダリーノートや、ペッパーやクローブといった鮮烈なスパイスを、豪奢なフローラルと見事に融合させる調香を得意とし、大胆なコントラストを効かせたドラマチックな世界観を作り上げている。
代表作
- 『ファルネジアナ(Farnesiana)』— 素材の扱いと香りの構成を確認しやすい関連作。
- 『ミュゲ ド ボヌール(Muguet du Bonheur)』— 調香師の表現の幅を示す関連作。
- 『ポワヴル(Poivre)』— 調香師の表現の幅を示す関連作。
- 『ミュゲ・ドゥ・ボヌール』— Caronの香水。調香師の表現の幅を示す関連作。
